電気/コンピュータ技術
高速通信技術における知的財産権の保護と行使
高度通信技術の発展により、世界はかつてないほど密に結ばれるようになりました。ビーチにいながら電話で会話する、車の中でビデオを鑑賞する、遠くに住む友人とオンラインでやり取りする、インターネット ショッピング/バンキングを利用する、好きな楽曲をダウンロードする、といったことが当たり前になったのは、過去 10 年で著しく進歩した電気/コンピュータ技術産業のお陰です。
近年では、最先端技術の開発により、その技術に必要な新たな製品やサービスの需要が生み出され、新市場の開拓と企業間コラボレーションが進んでいます。重要な知的財産権資産はこれらの進歩を強く後押しするものであり、Finnegan は電子、インターネット、コンピュータ ハードウェア/ソフトウェア、半導体、通信といった業界をリードする多くの企業を対象に、知的財産権の保護と行使を支援してきました。具体的には、標準規格の特許問題に関するアドバイスや、金融サービス会社を対象としたビジネス モデル特許に関するカウンセリング、半導体メーカーを代理した ITC (米国国際貿易委員会) への提訴、オンライン企業を対象としたインターネット分野特有の問題 (オープンソース ソフトウェアのライセンス問題など) に関するアドバイスなどを行ってきました。
包括的な業務範囲
Finnegan は電気/コンピュータ技術会社を対象に、知的財産権サービス全般を扱っています。主な業務は次のとおりです。
- 知的財産権ポートフォリオの作成と戦略の提起
- 高価値製品/技術に関する特許の草案作成と出願
- 公式見解の提供とカウンセリング
- 米国特許商標庁への対応として、特許明細書の補正に利用する適切な手段の決定:補正証明書および再発行出願、再審査出願の要請 (査定系審判および当事者系審判)
- 特許抵触時のカウンセリング/代理 ― 訴訟および起訴に際して一連の専門技能を必要とする、独特な PTO (米国特許商標庁) の行政手続に対応
- 連邦地方裁判所、その他の紛争解決の場、国内外のさまざまな仲裁裁判所における知的財産権資産の主張および防衛
- クライアントの代理人として ITC (米国国際貿易委員会) に出席 (Finnegan に所属する弁護士の 1/3 以上が ITC 訴訟の経験者で、そのうち 6 名は社内弁護士または行政法判事のアドバイザーとして ITC に勤務した経験があります)
- シングル ライセンス契約を結んだ特許の有用性に関する評価から、全ポートフォリオの徹底的な見直しまで、合併、買収、その他の提携機会に関する適正評価
- 技術や知的財産資産から収益を生み出す機会の分析 (ライセンス供与プログラムの策定と実施を含む)
- 複雑なライセンス/技術移転契約に関する交渉および履行
- 商標、サービス マーク、トレード ドレス、製品の形状、トレード ネーム、ドメイン ネームを含む、商標権に関するアドバイスおよびサポート
- 重要な情報やコンテンツを安全に配信するデジタル権利管理技術を開発/使用しているクライアントの権利の保護および指導
- クライアントのビジネス方法発明を有利にし、最大限の特許保護を受けるための、判例法の動向追跡および評価
成功に不可欠な技術分野の知識に精通
法律と技術に関する深い知識を備え、クライアントのビジネスを適格に理解している Finnegan は、有効な機会を特定し、問題の発生を予測すると同時に実践的な解決策を提示することができます。所属弁護士の 80 名以上が、電気工学やコンピュータ サイエンスをはじめとする、電気/コンピュータ技術分野の学位保持者で、中には複数の学位を取得している専門家もいます。また、電子/コンピュータ産業での実務経験を生かし、クライアントが直面している問題について、内部関係者の視点から対処することも可能です。所属弁護士の一部は、MEMS (マイクロマシン技術) で使用する半導体工程やナノ薄膜形成、ナノプリンティング技術を含むナノテクノロジー分野で、修士/博士論文を作成した経験があります。LED や DSL、回路、ウォーターマーキング (電子透かし)、デジタル署名、マイクロチップ、フラッシュ メモリ、SSL、ネットワーキング、デジタル ビデオ、MPEG、データ圧縮、HD-WDM、GPS など、あらゆる分野の専門家がクライアントのニーズに対応します。
広範囲に及ぶ経験
当事務所では、以下のようなあらゆる電気/コンピュータ技術産業分野における問題に対処してきました。
- コンピュータ ハードウェア/ソフトウェア
- 半導体素子/処理装置
- 通信
- 家庭用電化製品
- インターネット アプリケーション
- 医療機器
- 光学
- バイオインフォマティクス (生物情報学)
- 代替エネルギー技術
コンピュータ ソフトウェア
知的財産法において最も急激に変化したのは、コンピュータ ソフトウェアに関係する規定でした。かつては特許性がないと考えられていたコンピュータ ソフトウェアが、現在では 1 年間に新しく取得された特許のうち約 2 万件を占めるまでになっています。当事務所では、クライアントのソフトウェア保護について評価する際、開発速度や市場参入の可能性、市場流動性、提携関係の変化、複製の容易性といったソフトウェア分野独特の問題を検討し、バランスよく対処します。また、現在の業界動向や製品開発/業界発展の可能性を見極め、こうした変化がクライアントのソフトウェア保護に及ぼす影響を評価します。これらを踏まえた上で、特許権や著作権、企業秘密法によりソフトウェアを保護する方法、ならびに他者が構築した知的財産権障壁への対処方法について、クライアントにアドバイスします。さらに、クライアントの投資収益率を増大させるため、ライセンス/技術移転、関連する契約交渉、契約書の草案作成も支援します。
半導体加工
半導体産業における特許訴訟およびライセンス供与、特許出願に関する豊富な経験を有する Finnegan は、半導体の製造と半導体素子の両方に精通しており、発光ダイオードやアナログ回路といった単純な装置から複雑な VLSI/ULSI 回路まで、多岐にわたる分野を網羅しています。また、ファームウェア、ASIC、FPGA に関連する特許訴訟やライセンス供与、特許出願にも実績があり、半導体チップ保護法に基づく保護の獲得、同法を根拠とした訴訟についても経験があります。
通信/家庭用電化製品
Finnegan は、通信/家庭用電化製品業界のクライアントとの数十年にわたる協働から、これらの業界が発展するための方策と方向性について深い理解を得てきました。具体的には、通信/家庭用電化製品業界で一般化している、標準化プロセスに起因する最新の知的財産権問題に携わり、技術開発や特許の獲得、ライセンス供与を通じて、生産利益と顧客利便性の確保を多くのクライアントに提供してきました。他社と協働して特許をプールし、ライセンス供与の効率化を図っているクライアントも存在します。当事務所では、契約の交渉と履行についてアドバイスすることで、クライアントが保有資産を最大限に活用し、特許権使用料を徴収し、所有している権利を保護できるよう支援しています。契約違反、特許権侵害、特許無効性の問題が発生した場合に備え、クライアントの敵対者に対応する経験豊かなチームが待機しています。
広範にわたるクライアント層
- AOL
- Axis Communications
- D-Link
- InterDigital Communications Corp.
- Intertrust Technologies
- LG Electronics
- Marvell Semiconductor
- Philips
- PNY Technologies
- SAP AG
- Seoul Semiconductor
- Sony
- Starent Networks
- Toshiba
- TSMC
- Winbond Electronics Corp.